皆さんこんにちは。
“Steph”こと、馬瓜ステファニーです。
さて、今回やっとですね、
この『BOOK』のコーナーを始動させて頂きました。
なんか自分の感想を他人に読まれるのが、ここへきて恥ずかしくなってきましたね。笑
大丈夫かな。。。
ご存知の方もいるかもしれない
ですが、
私は現在合宿中なので、
中々こちらには顔を出せていませんでした。
でもその間も、
本は結構読めていたので、
もうそろそろ載せようかなーと
思った次第です。
このコーナーの一発目は
「蜜蜂と遠雷」。
直木賞を受賞し、映画化もされた作品ですね。
本屋大賞も取っちゃってます。
私は最近やっと読み始めましたが、
ちょっと出遅れてますよね多分。
上下巻あるこの作品ですが、
とりあえず今回は上巻だけの感想にしたいと思います。
全く読んだことのない方に簡単に説明すると、
この本は、
日本のとある都市で開催された
架空のピアノの国際コンクールを、
個性的なピアニスト達やその家族、
審査員や裏でコンクールを支える人々など、
様々な立場の人間の視線から覗くことができる音楽小説だと”思います”。
(そんな分野があるかは知らない。)
“思います“というのはまだ下巻を読んでおらず、
ここから話が全然違う方向に行くかもしれないので、
いちおう曖昧な表現をさせて
ください。
(私が早く読めばいい。笑)
この本の発売当初、
「読みたいなー」とはなんとなく思っていたんですが、
他に読みたい本が”列を成していた“
というか、
この本の順番が後回しになって
しまって、
その間に映画化もされ、
それも観てはみたいけど、
原作は絶対先に読みたいし、、、
とか何とか言ってたら、
いつの間にかこんなに時間が経ってしまいました。
それでもどうしても
読みたかったのは、
私自身が”音楽系小説”好きだから。
中には、
「曲の説明の部分を読むのがめんどくさい」という人もいるみたいですが、
クラシックには
全然明るくないけど、
私はむしろそこが好きで、
曲を言葉に現すってめちゃくちゃ
難しいと思うんですよ。
その言葉の音楽を、
スピーカーで原曲のピアノ演奏を聴きながら読むのが、
楽しいですね。
今回はこの本を通じて、
『イスラメイ』という曲にハマりました。
なんでかは知りません。
なんか好きなんです。
聞かないでください。笑
作中では、
出番前のコンテスタント達の葛藤や緊張が描かれているんですが、
フィクションだと分かっていても、
こっちまで胃が痛くなってくる
というか、
作中の人物の演奏シーンが終わると、
読んでるこっちが安堵するというか。
実際にいる会場の観客の気分です。笑
そして
この本を読んでいて思ったのは、
最後まで、ちゃんとコンクールの話
だけなんですね。
どこかで殺人事件が起きたりとか、
なにかあり得ないことが起きる訳ではなく、
只々1つのコンクールを、
濃密に、そしてリアルに。
私はいつの間にか
ほぼ一気読みしてましたね。
存在しない人物なのに、
“この人が好きだなー”とか、
“きっとこの人の演奏はこんな感じ”
とか、
想像が掻き立てられるし、
いつの間にか
“この人は落ちないでほしい!”とか
勝手に思ってる自分がいて、
笑いました。笑
「ピアニストからしたらどんな感想なんだろう」っていうのも逆に気になりますが、
この作品を描くにあたって、
作者さんは
相当長い年月をかけて取材されたと
書かれていたので、
かなり近いものはあるんじゃない
でしょうか。
私は単純だからか、
“今年中にクラシックのコンサートに
行こう“と決めて、
チケットを検索しています。笑
多分この本を読んで、
勝手にコンクールを実際に見た気分になってしまって、
頭の中では、”また行きたい“と
なってるんですかね。
やっぱり”本は体験“だなと思います。
ここまで読んだら
続きが気になってしょうがないので、
今日はこの辺りで一旦失礼します。
下巻読んだら、また来ますね。✌︎
それではまた次回。
See ya!!!
コメント English OK!!!
蜜蜂と遠雷、すごく気になってたんです!私も就活終わったら読もうと思います!
数日前にブログの存在を知り、一気読みして益々ファンになってしまいました…お忙しい事も大変な事もあるかと思いますが、たまにでかまわないのでステさんのリアルで柔らかい素敵な文章をこれからも読み続けたいなと思います。
私が音楽を題材にした作品で一番好きなのは「ピアノの森」です。(漫画ですが…)
絵や言葉を用いたピアノの音や張り詰めた空気の表現が本当に素敵なので、まだ未読でしたら是非読んでみてください。
合宿応援しています♪
代表合宿おつかれさまです!
いつもブログを拝見いただいてますが、今回のブログは私のための記事か!?と思いコメントさせていただきます♡
私は0歳で母親に音楽教室に強制加入させられ、そこからずーーっとズルズルと 音楽を続けて、
現在音楽大学に通っております♪
(とはいっても教育科)
最近気づいたのですが、音大で毎週のようにバスケ観戦に行く人なんて私ぐらいじゃね?と思ってます、、、苦笑
もしかして私レア !?✩.*˚(岡本さんではない)
まあそんなことはさておき、せっかくなら音大の話をしたいと思っているのですが、音大と言っても教育科なもんで一応スポーツの授業はあります。
テニスor卓球orバド。
“絶対” “絶対” “絶対” 怪我しないようにテニスボールはふわっふわのスポンジボール。
(ソフトボールとかじゃないです。ガチのスポンジ)
怪我しちゃうかもだから料理なんてしたことなーい!って子ばっかりです。。。
(そんな中で中高バスケ部の私。場違い感がどうも否めません。)
そんな私でも音楽はちゃんとやってきた方で、コンクール自体も数え切れないぐらい出ていました。
それはそれは過酷なものです。
とにかく自分との戦い。
正直、裏でのバチバチ感はあまりないです。たぶん、、
裏で考えてることと言えば、
(あの子いつも全国行ってるなあ。)
(○○先生についてる子はいつも全国行くなあ。)
(あの子が落ちたってことは今回の審査員は基本忠実タイプなのか?)
(今回の金賞は○○先生の枠少なめだなあ。)
くらいです。
とにかく自分の演奏に全力を捧げてます。
楽譜が命。
クラシックの世界では楽譜通りが鉄則です。
なら、みんな楽譜通りに弾いてるのになんで人によって弾き方が違うの??
ズバリ!それには理由があります!
昔の作曲家はとにかく楽譜の書き方が雑なんです笑笑
「自分が弾けたらいい」って感じなのでそもそも楽譜に書かない笑
だから私たち演奏者は(ショパンだったらこう弾くかな?)(ベートーヴェンだったらここはこう弾くか?)と作曲家の意図まで考えなければならないのです。
しかも同じ曲でもいろんな種類の楽譜があります。
ほんとにちょーーっとの差です。
(ここ一つだけ音が違う)とかそのレベル。
例えばショパンの『子犬のワルツ』
日本で出版されてる楽譜だけでも10種類はありますね。
めんどくせえ。
全部一緒にしてくれ。
そんな変わらんてえ。
でも変わるんですよねえぇぇ。
でも”楽譜通り”、”作曲家の意図通り” に弾ける技術があるからこそ、審査員は表現力や独創性、個性を見てくれます。
そうは言ってもYouTubeで遥かに上手い方々の演奏が聞けるこの時代で “最高の演奏”を目指して練習するのは正直きついです。
毎回「自分の中での最高」を模索しているのですが、どれだけ良い演奏をしてもピアニストの演奏する動画と比較すると自分は明らかに弾けていない。
だってピアニストの方が上手いもん!
(当たり前)
大抵の審査員はコンクールで弾くような有名どころの曲は知っているし、その中で金賞をあげたい!と思ってもらわなければならない。
本当に難しいです。
しかも金賞が取れたからといってピアノが上手いわけではないんですよね。
これはバスケの世界でも共通することかもしれません。
そんなこんなでたった1つのコンクールでも、めちゃくちゃいろいろ考えて仕上げています。
本番のあの緊張感で弾くのは本当に怖い。
何があるか分からない。
それが面白いところであり、その達成感で15年以上もピアノを弾いているのかも知れません。
ステさんには是非是非クラシックを見てもらいたいなと思います♡
でもコンクールではなく、コンサートに行って欲しいです。
コンクールは面白くない。
眠たくなります。(おい)
下手したら永遠同じ曲を聞く羽目に、、
あ、でもコンサートも眠くなるな。
(子守唄イェイ。)
おすすめは『ベートーヴェンの第九』ですかね。
超ド定番。
絶対1度は聞くべき。
それでも眠いです。
後半の合唱が入ってきて盛り上がってくるまではガチ寝。
ほんとに寝たくなかったら「ディズニーの名曲をクラシックで!!」的なコンサートに行ってみてください。
たぶんそれでも眠い。
生のオーケストラは迫力ありますよ〜!
サビなんかは音圧がえげつなくて最高です!
(眠いけど)
私の大学では毎年クリスマスイブに第九をするのが恒例なのですが、24日は試合だ〜!!!
(もちろん私も試合優先 ^ – ^✌︎ )
「何見ればいいねん!!」って迷ったら連絡ください☺︎
全力でお探ししてチケット手配致します
( *ˊꇴˋ)エヘッ
それぐらい奥深くて、見れば見るほど、聴けば聴くほど惚れ込んで行くので
ぜひ1度クラシックの世界を堪能しに居らしてくださいね〜♪
長々と長文失礼致しました (՞ . .՞)
ここまで読んでくださってありがとうございます。。
仙台2日間お邪魔する予定なので、どっしりカメラ構えて楽しみにしております♡
怪我にはお気をつけてバスケット楽しんでくださいね (*^ ^*)